生きづらさを感じている方

「生きづらさ」この言葉は私がハローワークで職業相談をしている時にも、日常的なカウンセリングの時も、時々聞く言葉でもあります。また、実際は「生きづらい」とは、どういうことなのでしょう。何か具体的な問題がある場合には、それへの対処の仕方を考えれば良いことになります。しかし「生きづらさ」は、そのような単純な課題ではなさそうです。「自己と自己を取り巻く環境の不適応、違和感、自己の価値観と見える世界のズレ。あるいは自己効力感の低さ」このような心理状態にある状態と考えられます。これらの原因を探ります。人それぞれに核となっている課題がありそうです。

場合によっては、各専門家へのリファーを行います。(連携している各機関)

1,心療内科・精神科

2,臨床心理士

3,経済的な課題(ハローワーク・社会福祉協議会・弁護士)

4,ソーシャルワーカー

課題への取組み

内的キャリアと外的キャリアについて

内的キャリアとは、個人の内的側面、内的価値に焦点をあて、一人一人の「働き甲斐」「生きがい」として自覚され、自分にとって、働くこと生きる事の意味、意義、価値等の多様な追及となります。外的キャリアは、一般的に現実社会で認知される、組織内外の職業、職種、地位、資格、経験年数、処遇などの外的基準で表現されます。内的キャリアを広く捉え、生かすことによって、自分らしい働き方、生き方への新たな気づきを得られます。しかし、その機会に不平等さや、産業社会が構造的に膠着状態にあれば、結果として職業の自由が制限されたり、暗黙の生活的、経済的自由度が制限されることもあることから、「諦め」や「生きがいの喪失感に陥ることが考えられます。そこからどのように「諦め」から「希望」に変えていけるかが、本課題のテーマとなります。

発達課題と各種障害について知る

またライフサイクルのそれぞれの段階で達成すべき課題を発達課題といいます。その各段階での課題達成が不十分な場合は、それ以降の課題の達成も困難になります。心理的発達段階には、①乳児期(基本的信頼対不信)②幼児期(自立性対恥・疑惑)③児童期(自発性対罪悪感)④学童期(勤勉性に対劣等感)⑤青年期(アイデンテティ対アイデンテティ拡散)⑥成人前期(親密性対孤立)⑦成人期(世代性対停滞性)⑧老年期(統合性対絶望)など、このように発達段階での葛藤を経て、人間として成熟していきます。この発達段階での課題を踏まえて、カウンセリングを行います。発達障害、心因性の精神障害(抑うつ状態)や外因性の精神障害を抱えていらっしやる方のカウンセリングを日常的に、定期的に行い、その自発的なコントロールの仕方を修得し、仕事への適応ができるようにサポートします。また障害者のための就職支援を行います。

 

認知行動療法の実践

人間と周囲の環境との関わり方を重視します。最終目標は相談者の方がセルフコントロールできることにあります。 より適応的な生き方を選びぬいていけるようにします。望ましくない癖を減らし(考え方を含む)望まれる習慣を維持・形成するテクニックを学びます。心の問題や精神的症状を、行動、つまり「習慣」あるいは「反応パターン」としてとらえ、その量的な側面(一定時間内の生起頻度、強さ、速さ、持続時間)などの変容を進めていきます。認知行動療法は、行動という単位で大小様々な規模の行動を具体的にとらえ、学習というメカニズムを使って、それらの行動の変容を目指します。コツコツと行動の変容を目指していくことで、その先にサイコセラピーが目標とする、本人や周囲の人の生活の質の向上を目指します。

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